メタン発酵処理・バイオガス回収
日揮グループ
技術・サービス概要
下水処理や排水処理設備から排出される有機汚泥や生ごみ等を微生物によって分解する技術。汚泥・生ごみを減容し、バイオガスとしてメタンガスを回収する。
目的
生ごみ・下水汚泥・家畜糞尿等を発酵させてバイオガス(メタン)を生産し、ガスエンジンの燃料に用いることで熱電併給を行う。副産物である汚泥は堆肥化や代替燃料として利用する。
特徴
当社はメタン発酵処理技術は有しておらず、廃棄物性状とニーズに対して、破砕・選別設備、圧搾設備、メタン発酵技術、発電機等、機器の組合せの最適化やサプライヤーの選定を案件ごとに行う。EPC業者として、海外調達・ロジスティックス能力、サブコントラクター等の監理能力、現地法規等の知見を活かして業務遂行する。日系メーカーが未進出の国への展開も可能。
効果
廃棄物等の埋立によりCO2の21倍の温室効果があるメタンガスが発生し、大気に放出されるが、メタン発酵・発電技術により回収・燃焼することでCO2として排出するとともに、再生可能エネルギーとして供給することで温室効果ガスの削減効果を期待できる。また副産物は肥料、液肥等として再利用可。
規制対象物質
展開可能国
- 日本
- 東南アジア
- 中央、南アジア
- 中国、東アジア
- 中東
- アフリカ
- オセアニア
- 欧米
- 中南米
- アセアン諸国
インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス
導入事例
グループ会社(水ing株式会社)が国内で導入実績あり
この技術が貢献するSDGs
- 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 11. 住み続けられるまちづくりを
- 12. つくる責任 つかう責任
- 13. 気候変動に具体的な対策を