イベント概要
日本・フィリピン環境ウィーク
開催日 | 2022年3月2日~4日 |
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場所 | オンラインイベント |
フィリピン環境天然資源省(DENR)と日本国環境省(MOEJ)は、両国にとって共通の環境問題を議論し、脱炭素化された持続可能な未来を構築するための革新的な環境ソリューションを共有することを目的として、「日本・フィリピン環境ウィーク」を共同で開催いたします。
オンライン展示(2022年3月2日~4日)
環境ソリューションの技術等を有する日本の民間企業・団体等がオンライン展示ブースにて技術や取組の紹介(動画、資料、ウェブリンク等含む)を行います。
オンラインセミナー(2022年3月3日・4日)
両政府のハイレベルによる冒頭の挨拶、及びセミナーが開催されます。セミナーでは、日本企業による企業紹介及び技術紹介も行われる予定です。
※プレゼンできる日本の企業はJPRSI会員のみとなります。
(プレゼン募集は終了いたしました)
日本・フィリピン環境ウィーク セミナープログラム
プログラム詳細はこちらをご覧下さい
本日のセミナーはこちらからご参加いただけます。
https://us06web.zoom.us/j/85887898558?pwd=WTlRdGJOVGVwaDJNaDRSR1cwZXVvQT09
* URLはすべてのセミナーに共通です。
* お時間がある場合はできるだけ、[Registration]ボタンよりご参加登録をお願いいたします。
各セミナー詳細
(日本時間) | (フィリピン時間) | |||
9:00~10:40 | 8:00~9:40 |
オープニング&プレナリーセッション1 脱炭素且つ強靭な社会構築に向けたアクション ・世界が気候危機について共通の認識を持ち始めている中、日本は、2050 年にカーボンニュートラル、2030 年度に GHG 排出量を 46%削減する目標を掲げ、またフィリピンは COP26 において、気候変動への取組を強化し 2030 年までに温室効果ガス排出量の 75%削減を目指すことを明言しました。 ・気候変動による影響は両国においても既に顕在化し、台風など異常気象の影響を強く受けており、脱炭素化の実現とともにレジリエントな社会構築が必要となっています。 ・脱炭素化を実現するためには、各国が持続可能で強靭な社会経済システムへの転換を推進することが不可欠です。脱炭素化はすべての社会経済活動において取り組むべき主要課題の一つであり、これからの大きな成長のための原動力と位置づけられています。 ・本セッションでは、脱炭素社会の構築と気候変動の影響に対するレジリエンスを高めるために、中央政府や地方自治体が民間セクターとより一層連携し、これらの課題への取組について議論を深めます。 |
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開会挨拶 |
フィリピン国環境天然資源省(DENR) 環境・国際環境担当次官 ジョナス・R・レオネス |
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日本国環境大臣政務官 中川 康洋 | ||||
在フィリピン日本国大使館 大使 越川 和彦 |
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基調講演 フィリピンの脱炭素社会とレジリエントな社会のための行動と計画 |
フィリピン国環境天然資源省 次官 アナリザ・レビュルタテ ※録画 |
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基調講演 レジリエントでカーボンニュートラルな社会づくりにおける企業の果たす役割 |
国連グローバル・コンパクト ボードメンバー/国際航業株式会社代表取締役 会長兼 CEO サンドラ・ウー・ウェンシュウ氏 |
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プレゼンテーション フィリピンにおけるビジネスセクターの脱炭素化の取組 |
Mr. Ricky De Castro, Director, Business for Sustainable Development, the Philippines |
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プレゼンテーション AIM モデルを活用した気候変動対策長期戦略の作成について |
公益財団法人地球環境戦略研究機関 統合サステナビリティセンター プログラムディレクター 藤野 純一氏 |
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パネルディスカッション |
<ファシリテーター> <パネリスト> Mr. Ricky De Castro, Director, Business for Sustainable Development, The Philippines 公益財団法人地球環境戦略研究機関 統合サステナビリティセンター |
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11:00~12:30 | 10:00~11:30 |
プレナリーセッション2 脱炭素実現に向けた都市及び都市間連携の取組 ・2020 年にパリ協定の本格的な運用が開始されたことで、世界各国で脱炭素化の取り組みがますます重要になっています。世界的に、人口密度の高い都市には、輸送、廃棄物管理、エネルギー需給、給水などの機能があり、GHG 総排出量の 70%以上を占めると推定されています。したがって、都市レベルでの脱炭素化に向けた取り組みが不可欠です。 ・日本とフィリピンは脱炭素化の実現に向けて、地方自治体間の協力や民間企業が参加するプロジェクトベースのイニシアチブなどの取り組みを実施しています。今後はさらなる取り組みの強化が求められています。 ・本セッションでは、気候変動の観点からのフィリピンにおける都市のイニシアチブのベストプラクティスやフィリピンと日本の都市間連携の具体的なプロジェクトを学び、脱炭素社会の構築に向けた更なる取組や協力について議論を深めます。 |
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オープニング 都市の役割と重要性について |
公益財団法人地球環境戦略研究機関 統合サステナビリティセンター プログラムディレクター 藤野 純一氏 |
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オープニング 市長メッセージ |
サン・カルロス市(フィリピン ネグロスオクシデンタル州) | |||
プレゼンテーション 気候緩和及び野心的な目標のイニシアティブ |
パシグ市 | |||
プレゼンテーション 都市間連携の優良事例 |
・大阪市及びケソン市 ・北九州市及びダバオ市 |
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パネルディスカッション |
<ファシリテーター> <パネリスト> |
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13:30~15:00 | 12:30~14:00 |
テーマ別セッション1 フィリピンにおける二国間クレジット制度(JCM)の実施に関するセミナー 日本環境省では、JCM 設備補助事業を活用し、優れた脱炭素技術等の途上国への普及を促進しています。本セミナーでは、日本国政府、フィリピン政府より JCM に係る施策について発表します。また、関係機関より本事業の制度概要について説明するとともに、フィリピンにて JCM 設備補助事業を実施している企業より事例を紹介します。本セミナーを通じて、フィリピンにおける JCM の政策、JCM 実施からの課題や今後有望分野等について理解を深め、フィリピンにおける案件形成を促進します。 |
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Opening remarks |
Office of Market Mechanisms, Climate Change Policy Division, Global Environment Bureau, Ministry of the Environment, Japan |
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Department of Environment and Natural Resources (DENR), Philippines | ||||
Presentations by the governments- Recent development of the JCM (Joint Crediting Mechanism) |
Office of Market Mechanisms, Climate Change Policy Division, Global Environment Bureau, Ministry of the Environment of Japan |
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Presentations by the governments- Policies in the Philippines and Expectations on JCM |
Department of Environment and Natural Resources (DENR), Philippines | |||
Presentations by various organizations / companies Financing Programme for JCM Model Projects & JCM Global Match |
Global Environment Centre Foundation (GEC) | |||
Presentations by various organizations / companies Facilitating JCM project development |
Overseas Environmental Cooperation Center, Japan (OECC) | |||
Presentations by various organizations / companies JCM Model Project in Philippines |
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Q&A |
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Closing Address- |
Overseas Environmental Cooperation Center, Japan (OECC) | |||
16:00~17:00 | 15:00~16:00 |
テーマ別セッション2 ISO14090 シリーズを活用したオンライン研修教材を通じた開発途上国での気候変動適応策立案に向けた支援 開発途上国でも特に、地方自治体や地域コミュニティにおいて、気候変動適応策の立案や実施を行う上で、参考となる情報はまだ少ないのが現状である。また、英語での情報が多数ある一方で、その他のローカル言語での情報が入手しにくいのが現状である。 2019 年及び 2020 年に策定された気候変動適応に関する国際標準規格(ISO)は先進国や途上国を問わず、ユニバーサルに活用が見込まれる国際基準となっている。この ISO をベースに地方行政官が使いやすい形で、なおかつ多言語によるオンライン教材開発を通じて、途上国での適応策立案・実施支援を目的とした取組を紹介する。 教材の目的や概要を説明した後、実際に作成した教材動画の一部を紹介し、今後の教材活用を呼び掛ける。
東ミンドロ州における参加型沿岸土地利用管理(PCLM)プロジェクトの紹介 本発表では、参加型手法と地理空間ツールを用いて、気候変動に強靭な沿岸の土地利用計画を促進する参加型沿岸土地利用管理(PCLM)アプローチを紹介します。特に、フィリピンの東ミンドロ州における PCLM の適用事例と、政府関係者のトレーニングのために開発されたガイドブックに焦点を当てた発表を行います。PCLM は、シナリオ作成、影響評価、対策特定、気候変動に強靭な土地利用計画・実施の 4 つのステップで構成されています。なお、詳細はオンラインからも入手可能です。 |
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Introduction of Participatory coastal land-use management (PCLM) project in |
Brian Johnson Deputy Director of Adaptation and Water Area, 地球環境戦略研究機関(IGES) |
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Q&A |
(日本時間) | (フィリピン時間) | |||
10:30~13:30 | 9:30~12:30 |
テーマ別セッション3 PaSTI MRV に関する官民対話 ・2020 年から、環境天然資源省(DENR)は、海外環境協力センター(OECC)及び日本環境省(MOEJ)と共同で、「コ・イノベーションのための透明性強化パートナーシップ(PaSTI)」の支援を受けて、廃棄物及び工業プロセス・製品利用(IPPU)セクターにおける NDC 緩和策の測定・報告・検証(MRV)システムの構築を目指しています。 ・この MRV により、NDC で設定された目標の達成に向けた進捗状況が可視化され、民間セクターによる緩和策をより強固なものとすることを目指しています。 ・今回の対話の目的は、官民のコミュニケーションを促進し、2022 年に実施される予定である MRV のパイロットプロジェクトと潜在的なインセンティブ・メカニズムの開発に向けて、民間企業のアイデアを取り入れることです。 |
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Opening remarks |
Environmental Management Bureau, Department of Environment and Natural Resources | |||
Office of International Strategy on Climate Change, Global Environment Bureau, Ministry of the Environment, Japan |
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Plan for the Pilot Project 2022 Data needed for the GHG Inventory 2015&2020 |
Environmental Management Bureau, Department of Environment and Natural Resources | |||
Plan for the Pilot Project 2022 Key findings from the Sector-specific Key Informant Interviews |
Environweave, Ms. Melissa Cardenas | |||
Q&A |
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Public Private Sector Dialogue -Panel Discussion |
Moderated by Mr. Jiro Ogahara, Senior Researcher, OECC | |||
Guiding Questions - What factors or elements would enable a functional facility-level MRV? |
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Closing Overview of the Pilot Project (15min) |
Mr. Riki Nakajima, Researcher, OECC | |||
Closing Wrap up of the PaSTI WS / Closing Remarks |
Environmental Management Bureau, Department of Environment and Natural Resources |
(日本時間) | (フィリピン時間) | |||
2022年3月3日(木) |
民間企業による環境技術プレゼン① |
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12:30~13:30 | 11:30~12:30 | 日鉄エンジニアリング株式会社 | ||
日立造船株式会社 | ||||
株式会社エイト日本技術開発 | ||||
日揮グローバル株式会社 | ||||
株式会社フソウ | ||||
八千代エンジニヤリング株式会社 | ||||
JFEエンジニアリング株式会社 | ||||
2022年3月3日(木) |
民間企業による環境技術プレゼン② |
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14:30~15:30 | 13:30~14:30 | オカムラベトナム | ||
アムコン株式会社 | ||||
NPO法人バイオエコ技術研究所 | ||||
共和化工株式会社 | ||||
野村興産株式会社 | ||||
株式会社浜田 | ||||
リオン株式会社 |