河川流域における水環境リスク評価
株式会社日水コン
経営企画本部経営企画部
技術・サービス概要
AIST-SHANELVer3.0を用いることで国内の任意の河川流域を対象とした化学物質等による暴露実態の把握、将来予測が可能であるほか、海外でも全ての国と地域の河川流域において同様の検討が可能となる。
目的
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特徴
水生生物保全の観点から化学物質等による水環境への影響が懸念されており、河川流域の水環境リスク評価が必要とされている。環境濃度の予測に観測値を用いる場合、河川流域の化学物質等の観測頻度は数地点、年に数回程度であり、観測値が無い地点や時期の潜在的なリスクを見逃すことが懸念される。一方、観測頻度を密にするのは経済的、作業的に困難である。このため河川水濃度を推定する数理モデルが必要とされているが、国内で公開されているモデルは空間解像度が粗いうえ、季節変動が考慮されず水環境リスク評価のモデルとしては不十分である。
AIST-SHANELVer3.0を用いることで、地震等の自然災害、産業事故による化学物質等の漏洩事故(水質事故)による水源となっている河川流域における暴露評価が可能となり、企業の社会的責任活動(CRS)における事業継続計画策定(BCP)やレスポンシブル・ケア(RC)の取組みに適用できる。
効果
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規制対象物質
参考資料
展開可能国
- 日本
- 東南アジア
- 中央、南アジア
- 中国、東アジア
- 中東
- アフリカ
- オセアニア
- 北米
- ヨーロッパ
- 中南米
- アセアン諸国
インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス
導入事例
国内の任意の河川流域
インドネシア国ジャワ島
この技術が貢献するSDGs
- 12. つくる責任 つかう責任
- 13. 気候変動に具体的な対策を