環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

ごみ焼却発電施設は、廃棄物を燃やして衛生的に処理すると同時に、大切なエネルギー資源として発電する施設です。
Kanadevia Inova AG(スイス)とともに日立造船グループは全世界にごみ焼却発電施設を納入しています。

目的

廃棄物を燃やして衛生的に処理すると同時に大切なエネルギー資源として発電することで、環境に配慮した廃棄物管理を促進する。

特徴

①実績トップクラス
・アジアや欧州を中心に1,300件以上に及ぶ世界トップクラスの実績を有する。
・処理能力の世界シェアNo.1(2011~2020年度、グループ会社・ライセンシー含む)
②Hitz先端情報技術センター「A.I/TEC」による遠隔監視・運転支援サービス
・24時間監視で異常を予測するリアルタイムサポート
・遠隔監視・データ解析によるプラント運転の安定化
・データの可視化・分析やAIを活用した運転制御による発電効率の向上
③災害に対する強靭化
・地震や洪水など自然災害に備えた設計とすることで、災害時に大量発生する廃棄物処理に迅速に対応するこ とが可能。
・災害時における電力供給や一時避難所としての機能を有し、地域の防災拠点の役割を担う。
④温室効果ガスの削減
・廃棄物の焼却で発生する熱を利用して高効率に発電するため、化石燃料由来の電気と比較して温室効果ガスを削減できる。

効果

① 環境への影響について
・排ガス: 適切な処理により国際的な環境基準に適合
・灰: 安全に処分もしくはリサイクル
・廃水: 再利用もしくは排出 (環境基準に適合)
・公害/悪臭: 制御・調整のうえ最小化
・温室効果ガス排出の軽減

② エネルギー活用について
・廃棄物処理の過程で発電、クリーンエネルギーを提供
・高効率でのエネルギー回収

③ 土地の有効利用について
・廃棄物発電施設は小さな土地でも設置可能
・住宅街の近く、都市部にも設置可能
・埋立処分場の負担軽減により、埋立地の延命化

④ 社会経済的なメリットについて
・居住環境やQOLの改善
・投資誘致と経済発展

規制対象物質

参考資料

展開可能国

  • 日本
  • 東南アジア
  • 中央、南アジア
  • 中国、東アジア
  • 中東
  • アフリカ
  • オセアニア
  • 北米
  • ヨーロッパ
  • 中南米
  • アセアン諸国

    インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス

導入事例

国内実績:537
海外実績:823
(受注実績2022年9月末時点)

この技術が貢献するSDGs

  • 3. すべての人に健康と福祉を
  • 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに

廃棄物焼却

YouTube 動画

【先端情報技術センター(A.I/TEC)】紹介ムービー