高濃度汚水処理技術
共和化工株式会社
技術・サービス概要
本技術は、曝気槽と濃縮槽、嫌気法と好気法を組み合わせたものである。これにより食肉センターからの廃水など、高濃度水質汚濁物質を含む汚水を処理する。当社は設計・施工・維持管理までを一貫して行っている。
目的
食肉センター廃水など、高濃度に水質汚濁物質を含む汚水の処理を行う。また糸状性細菌の増殖を抑制し、バルキングの防止を行う。
特徴
通常は1回ずつのみの曝気槽と濃縮槽をそれぞれ2回ずつフローの中に取り入れることで、血液や油分が多く含まれる食肉センター廃水のような高濃度汚水に対しても、より水質が清浄な排出水が得られる。さらに嫌気法と好気法の組み合わせによって糸状性細菌の増殖が抑制され、バルキング(膨化)が防止されると同時に、凝集力が強く沈降性のよい活性汚泥ができる。このため、汚泥管理が容易になり常に安定した処理状態を保つことができる。
効果
・高濃度汚水を排出基準に合致した排出水へ処理
・バルキングの防止
規制対象物質
展開可能国
- 日本
導入事例
国内実績799カ所
この技術が貢献するSDGs
- 6. 安全な水とトイレを世界中に
- 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 11. 住み続けられるまちづくりを
- 12. つくる責任 つかう責任
- 13. 気候変動に具体的な対策を
- 14. 海の豊かさを守ろう
- 15. 陸の豊かさも守ろう