環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

PTF法は、従来からある散水ろ床法を改良し、特色ある3つの技術(高効率固液分離槽、新型散水ろ床、最終固液分離槽)を組み合わせたシステムであり、新興国向けに開発された省エネルギー型の下水処理技術です。

目的

下水処理

特徴

同システムは以下の特長を有します。
1)省エネルギー:曝気動力が不要なため、標準活性汚泥法に比べ省電力です。
2)安定した処理水質:ろ過(最終固液分離槽)を採用することで、BOD、SS共に安定した除去性能が発揮出来ます。
3)維持管理が容易:活性汚泥法のような送風量、汚泥濃度を管理する必要がなく、熟練技術者が不要です。
4)省面積:散水ろ床の高速化、沈殿池に代わるろ過装置の採用により各槽がコンパクトです。

効果

従来技術(標準活性汚泥法、OD法、SBR法)と同等の処理性能と低LCCを両立できるシステムです。

規制対象物質

展開可能国

  • 日本
  • 東南アジア
  • 中央、南アジア
  • 中国、東アジア
  • 中東
  • アフリカ
  • オセアニア
  • 北米
  • ヨーロッパ
  • 中南米
  • アセアン諸国

    インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス

導入事例

ベトナム / ホイアン市(2018年)

この技術が貢献するSDGs

  • 6. 安全な水とトイレを世界中に
  • 11. 住み続けられるまちづくりを
  • 14. 海の豊かさを守ろう
  • 17. パートナーシップで目標を達成しよう

前ろ過散水ろ床法