環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

火力発電所等のCO2排出源からCO2を分離・回収し、地下深くの地層に安全かつ安定的に圧入貯留することで、大気中へのCO2排出量を大幅に削減する。

目的

大規模なCO2排出源から排出されるCO2を地下に貯留することで大気中へのCO2排出を大幅に削減する。

特徴

火力発電所等の排出源から排出されるCO2を高純度(≒99.9%)で分離し、それを近隣の枯渇油ガス田や帯水層まで輸送し圧入・貯留することで、大規模なCO2排出量が削減可能となる。

効果

①火力発電所等の大規模なCO2排出源に隣接して設備を設置し、近隣の枯渇油ガス田の貯留層や帯水層に圧入・貯留することで、大気中へのCO2排出量を大幅に削減。
②自社の技術を用いて世界のCO2排出削減に積極的に取り組むことで企業の社会的責任を果たし、企業グループ全体のイメージ向上に貢献。
③JCM(二国間クレジット制度)を活用することで日本および相手国のCO2削減に貢献。

規制対象物質

展開可能国

  • 日本
  • 東南アジア
  • 中東
  • 欧米
  • アセアン諸国

    インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス

導入事例

海外実績(米国):日量5,000トン、累計370万トンのCO2圧入(2019年末時点)
米国で導入実績があり、東南アジアを中心としてCO2地下貯留に関するスタディを現在実施中。

この技術が貢献するSDGs

  • 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 11. 住み続けられるまちづくりを
  • 12. つくる責任 つかう責任
  • 13. 気候変動に具体的な対策を
  • 17. パートナーシップで目標を達成しよう

CO2分離回収・地下貯留技術