廃棄物発電施設 施設建設・運営事業
日鉄エンジニアリング株式会社
技術・サービス概要
ストーカ炉式廃棄物発電とは、可燃性のごみを燃焼し、その過程で発生した熱で蒸気をつくり、得られた蒸気で蒸気タービンを回して電気を生成する技術です。副生物として発生する排ガス、灰等は、処理過程で無害化されます。
目的
ごみの確実な焼却処理と、先進的な高効率発電
特徴
ごみの確実な焼却処理と、先進的な高効率発電を提供します。
1.ごみ質変動にも柔軟に対応し、ごみを安定的に処理
2.環境規制値を確実にクリアする高性能な排ガス処理
3.世界最高水準の高効率発電
4.高メンテナンス性・長期安定稼働
効果
1.ごみの衛生処理・減容化(公衆衛生改善と最終処分場の延命化)
2.ごみを燃料にした発電(ベースロード電源)
規制対象物質
展開可能国
- 日本
- 東南アジア
- 中央、南アジア
- 中国、東アジア
- アセアン諸国
インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス
導入事例
世界トップクラスの発電効率を誇るストーカ式焼却炉の技術力と、日本国内における豊富な廃棄物処理PFI事業の運営経験を保有しております。
1.台湾/桃園市
稼働開始:2022年(予定) 施設規模:660トン/日(330トン/日×2炉) 業務範囲:プラントシステム全体の基本設計および基幹設備である焼却炉本体とボイラーの供給
2.日本/福岡県北九州市
稼働開始:2025年4月(予定) 施設規模:508トン/日(254トン/日×2炉) 業務範囲:資金調達、施設建設及び運営・維持管理(PFI事業(BTO方式))
3.日本/北海道室蘭市
稼働開始:2024年10月(予定) 施設規模:149トン/日(74.5トン/日×2炉) 業務範囲:施設建設及び運営・維持管理(DBO方式)
この技術が貢献するSDGs
- 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 11. 住み続けられるまちづくりを
- 13. 気候変動に具体的な対策を
- 14. 海の豊かさを守ろう
備考
エネルギーやごみの問題をお客様と共に解決し持続可能な環境調和社会の構築に貢献します。