[適応] 洪水シミュレータ「DioVISTA/Flood」、浸水予測 Web サービス「FloodS」
株式会社日立製作所
技術・サービス概要
洪水シミュレーターは、避難計画や防災教育を支援します。
目的
●「DioVISTA/Flood」は浸水リスクをシミュレーションによって定量化し、より安全・安心な社会の実現に貢献。
●「FloodS」は環境省と共同開発された、浸水リスクをWebブラウザーの地図上にシミュレーションするサービス。アジア太平洋地域をはじめとする開発途上国での適応計画を支援。ハザードマップの作成を容易にし、堤防などの治水対策効果を評価可能。
特徴
シミュレーションエンジン「DioVISTA/Flood」
●高速シミュレーション:リアルタイムで高精度なシミュレーションが可能
●使いやすいインターフェース:地図を操作する感覚で、専門家でなくてもすぐに使用可能
●分かりやすいグラフィックス:降雨から氾濫まで連動して解析
効果
●BCPの策定支援、ダム運用支援、避難・緊急活動支援システムの開発・実証など、水災害に対する適応力強化の支援。
規制対象物質
展開可能国
- 日本
- 東南アジア
導入事例
●気候変動に伴う浸水リスクを高速にシミュレーションする環境省の開発途上国向けWebサービス「FloodS」を構築(2023年11月30日)
●青森県向けに「流域治水 浸水被害予測システム」を初納入、本格運用開始(2023年5月25日)
●日立と山形県東根市、総合治水対策として、リアルタイム洪水予測と避難・緊急活動へのシミュレーション技術活用に関する共同研究で有効性を確認(2022年12月19日)
この技術が貢献するSDGs
- 11. 住み続けられるまちづくりを
- 13. 気候変動に具体的な対策を