[適応] データセンタ計算負荷の分散制御
株式会社日立製作所
技術・サービス概要
カーボンニュートラル社会の実現に向け、データセンタと電力系統の連携制御により、再生可能エネルギーを有効活用し、生成AIなどのエネルギー消費の大きい処理をグリーン化します。
目的
●電力系統からの調整要求に合わせて、データセンターの計算負荷を空間的にシフトすることで、エリアを超えた電力需要変動を実現。
●再生可能エネルギー余剰に基づいてデータセンターの計算負荷を調整することで、再生可能エネルギーの効果的な活用とCO2排出量の削減を図る。
●災害時には、稼働停止したデータセンターの計算負荷を異なるデータセンターにシフトすることで、システム全体への影響を防ぐ。
特徴
●安価な余剰再生可能エネルギーを有効活用することで電力コスト低減と脱炭素化の推進が可能。
●再生可能エネルギーの出力抑制を回避し、電力の運用コストを削減。
効果
●生成AIの需要が拡大する中で、データセンターにおいて電力コストの削減、脱炭素化の達成、持続可能性の促進に貢献。
規制対象物質
展開可能国
- 日本
導入事例
●複数エリアのデータセンター間における計算負荷の分散制御等を活用した系統連携型エネルギーマネジメント技術の確立について(2023年7月5日)
視察可能な導入先
提供フェーズ:開発中(日立) *東京電力パワーグリッド様との協創
この技術が貢献するSDGs
- 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 11. 住み続けられるまちづくりを
- 13. 気候変動に具体的な対策を