環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

使用済み太陽光パネルのリユース及びリサイクルを行うサービスです。リユースについては外観検査などを行いリユース可能なパネルを選別します。リサイクルについては、アルミフレーム、ジャンクションボックス、ガラス/セルシートの3つに解体する装置で分解し、その後ホットナイフ分離法を活用した装置でガラス/セルシートを分離します。破損することなく分解でき不純物も混在しないため、全てリサイクルすることが可能です。

目的

途上国において使用済みパネルの処理に困っている政府や民間企業、あるいは日本で使用されている中古のソーラーパネルの買取を必要としている企業との情報交換を行いたいと思います。

特徴

太陽光パネルを分解することは難しく、無理に解体するとガラスが破損する場合があり、リサイクルが困難になります。
当社設備のADFL1では、アルミフレーム、ジャンクションボックス、ガラス/セルシートを3種類に破損させることなく分解できます。
ガラス/セルシートはホットナイフ分離法を活用するため、不純物を含むことなく素材ごとにリサイクルすることが可能です。
また当社ではリサイクルだけでなく環境省のガイドラインに則り、リユースも行っております。
リユース、リサイクル合わせ、これまで15万枚以上のパネルを取り扱っております。

効果

太陽光パネルは70%がガラスで構成されており、有用なアルミフレーム、ジャンクションボックスは全体の20%ほどです。金属のみリサイクルされる場合、殆どが埋め立てに回ってしまうこととなります。
当社のサービスを利用することで100%のリサイクルを行うことができ、不法投棄や最終処分場への埋め立ての削減に貢献致します。

規制対象物質

展開可能国

  • 日本
  • 東南アジア
  • 中央、南アジア
  • 中国、東アジア
  • 中東
  • アフリカ
  • オセアニア
  • 欧米
  • 中南米
  • アセアン諸国

    インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス

導入事例

リユース:日本、東南アジア、中東、アフリカ、その他
リサイクル:日本
取り扱い実績:15万枚以上

この技術が貢献するSDGs

  • 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 11. 住み続けられるまちづくりを
  • 12. つくる責任 つかう責任

使用済み太陽光パネルのリユース、リサイクルサービス

YouTube 動画

Solar Panel Reuse & Recycling Service