環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

圧送管(下水圧送管、導水管、送水管、配水など)の洗浄に用いる工法です。
圧送管内に付着・堆積した汚れを特殊アイスシャーベットで除去し、伏せ越し部に溜まる汚れなどの夾雑物を管外へ排出することが可能です。

目的

①通水流量低下の原因となる堆積した汚れの除去。
②管内腐食を引き起こす硫化水素の発生原因となる汚れの除去。
③経年水道管の剥離浮遊シールコートの除去。
④水質悪化・塩素消費の原因となる有機物やバイオフィルムの除去。
⑤着色水問題の原因となるマンガンや赤錆の除去。
⑥曲がりや異径管、伏せ越し部などのある複雑な形状の配管の洗浄。

特徴

①洗浄によるリスク(詰まり・破損)が少なく、経年劣化で傷みやすい管路も安全に洗浄できます。
②一度に長い距離を洗浄できます。
③管径の変化や曲がりに追従して管内を隅々まで洗浄可能です。
④作業時間が短く、施設停止時間は3時間程度です。
⑤材料は自然由来の成分であり、人体に無害で環境にやさしいものです。
⑥従来は除去の難しかった、伏せ越し部に溜まった夾雑物も管外へ排出できます。

効果

①通水流量低下の原因となる堆積した汚れの除去。
②管内腐食を引き起こす硫化水素の発生原因となる汚れの除去。
③経年水道管の剥離浮遊シールコートの除去。
④水質悪化・塩素消費の原因となる有機物やバイオフィルムの除去。
⑤着色水問題の原因となるマンガンや赤錆の除去。
⑥曲がりや異径管、伏せ越し部などのある複雑な形状の配管の洗浄。

規制対象物質

展開可能国

  • 日本

導入事例

●秋田県(2018年3月実施) 管径Φ150・洗浄距離2.8Km・
 事前水量20㎡/h→事後水量41㎡/h(205%改善)
●千葉県(2018年4月実施) 管径Φ150・洗浄距離250m・
 事前水量42㎡/h→事後水量80㎡/h(190%改善)
●北海道(2018年6月実施) 管径Φ150・洗浄距離135m・
 事前水量17㎡/h→事後水量66㎡/h(388%改善)

視察可能な導入先

お問い合わせください。

この技術が貢献するSDGs

  • 6. 安全な水とトイレを世界中に
  • 11. 住み続けられるまちづくりを
  • 13. 気候変動に具体的な対策を

アイスピグ管内洗浄工法

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【管路メンテナンス】アイスピグ管内洗浄工法