ヒートライナー工法
東亜グラウト工業株式会社
技術・サービス概要
外気に比べ温度の安定している下水の熱エネルギーを空調・給湯・床暖房・融雪に活用する技術です。老朽管の更生と同時に管底に設置した熱交換チューブ内に不凍液を循環させて施設へ搬送し、熱源として利用します。
目的
下水熱エネルギーの空調・給湯・融雪などへの利用。
高度成長期に整備された下水道管路が更新時期を迎える老朽化時代に、下水道の管更生と同時に未利用エネルギーの有効活用化を実現する技術です。
特徴
①中小口径の下水道管路からも採熱可能。
②熱交換マットが管底部にあるため安定的に採熱可能。
③管路更生と同時施工により工費節減可能。
④流下阻害がなく、取付管の穿孔も可能。
⑤採熱部が直接下水に触れない構造で臭気は全くない。
⑥一度設置すれば永続的に熱エネルギーを活用可能(耐用年数50年程度)。
⑦冷暖房、給湯器、風呂、床暖房、融雪などへも応用可能。
効果
下水熱エネルギーの空調・給湯・融雪などへの利用。
高度成長期に整備された下水道管路が更新時期を迎える老朽化時代に、下水道の管更生と同時に未利用エネルギーの有効活用化を実現する技術です。
規制対象物質
参考資料
展開可能国
- 日本
導入事例
【青森県】
2019年 弘前地区 No HP型(Φ250 L=39m ・ L=44m (融雪50m2))
【新潟県】
2018年 B-DASH 十日町地区 30kw 研究(Φ400 L=102.8m (融雪50m2))
【東京都】
2017年 清瀬地区 10kw 研究(Φ300 L=10.0m (空調15m2))
【長野県】
2017年 諏訪地区 100kw(Φ2000 L=50m (空調2000m2))
【佐賀県】
2018年 佐賀地区 研究(Φ1000 L=30.0m)
視察可能な導入先
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参照URL
この技術が貢献するSDGs
- 6. 安全な水とトイレを世界中に
- 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 10. 人や国の不平等をなくそう
- 13. 気候変動に具体的な対策を
- 14. 海の豊かさを守ろう