籾殻固形燃料製造装置製造と販売
株式会社トロムソ
技術・サービス概要
株式会社トロムソは、広島県尾道市因島における造船産業に育まれました。当社の籾殻固形燃料製造装置(グラインドミル)は、未活用の籾殻を使用し、「モミガライト」と呼ばれる固形燃料を生産いたします。
「モミガライト」は薪や木炭の代わりに使用することが出来るため、森林保全活動を促進いたします。
目的
籾殻を固形燃料や農業資材(敷料や育苗用培土等)に変換し、農業残渣に付加価値を与えること。
特徴
籾殻固形燃料はバインダーを使用せず、圧力と熱のみで固形化します。燃焼時に有害物質であるNOx・SOxは発生しません。籾殻固形燃料の発熱量は3,970kcal/kg(約16,570KJ/kg)で、一般に販売されている薪の発熱量は約4,000kcal/kg(約16,736KJ/kg)とほぼ同じです。日本では温泉施設の給湯、室内暖房、温室暖房、バーベキュー燃料などに利用されています。海外では日常の家庭用燃料、産業用ボイラー等にも使用されています。機器の操作には専門知識は必要なく、弊社の講習(約1日)を受ければどなたでも運転可能です。
効果
籾殻は稲の成長過程で大気中の二酸化炭素を吸収するため、籾殻固形燃料を燃焼させた際に発生する二酸化炭素の量は吸収した二酸化炭素の量と同じであり、「カーボンニュートラル」である。このような「カーボンニュートラル」な燃料を製造している(製造時に使用するエネルギーを除く)
規制対象物質
参考資料
展開可能国
- 日本
- 東南アジア
- 中央、南アジア
- 中国、東アジア
- 中東
- アフリカ
- オセアニア
- 北米
- ヨーロッパ
- 中南米
- アセアン諸国
インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス
導入事例
日本 約150機
ナイジェリア 10機
タンザニア 9機
マダガスカル 3機
セネガル 6機
ベトナム 2機
この技術が貢献するSDGs
- 6. 安全な水とトイレを世界中に
- 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 8. 働きがいも経済成長も
- 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 13. 気候変動に具体的な対策を