航空写真から海底を映し出す画像処理技術
朝日航洋株式会社
技術・サービス概要
通常の航空写真では写らない海底が画像処理技術を行うことにより、解析処理前には写っていなかった岩礁や藻場が見えるようになる等、海底を映し出すことができる画像処理技術である。
目的
海洋開発の適地選定、藻場の把握、資源量の推定等に活用
特徴
従来の撮影後の画像調整処理方法では暗部の情報が失われやすいという問題があったが、高ダイナミックレンジ画像のコントラスト補正処理技術を独自に開発し、極端に明るい部分と暗い部分の両方が見やすい画像製品に仕上げることが可能になった。
効果
海洋開発の適地を選定するためには、従来の場合、測量船等で音響測深やサイドスキャンナーなどの調査機器を利用して広域に渡って調査を実施する。しかし、海洋開発の適地選定のための調査はリスクがあり、また情報を取得するのは容易ではないため、航空写真から画像処理技術を適用することで、安全で効率よく適地を判断することが可能になる。
規制対象物質
参考資料
展開可能国
- 日本
- 東南アジア
- 中央、南アジア
- 中国、東アジア
- 中東
- アフリカ
- オセアニア
- 欧米
- 中南米
- アセアン諸国
インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス
導入事例
航空写真撮影等業務委託(茨城県)の作業の一部で画像技術処理を行った。
この技術が貢献するSDGs
- 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 11. 住み続けられるまちづくりを
- 13. 気候変動に具体的な対策を
- 14. 海の豊かさを守ろう