特殊繊維担体を用いた多段式生物処理技術
帝人フロンティア株式会社
技術・サービス概要
既存設備に特殊繊維担体を導入することによる処理能力アップや、水槽内部を8~12槽に多段に区切り、食物連鎖の場を生物反応槽内に構成させることにより、汚泥減容・省メンテナンス・省エネ・低コストなどが実現可能です。なお、本技術は単一槽にも利用可能です。また、コンテナサイズ程度までコンパクトにまとめることも可能で、移動性に優れることから、分散処理や仮設処理のニーズにも対応可能です。
目的
安定した下水・工場排水処理
特徴
1.微生物を大量かつ高密度に保持
2.高濃度や難分解物質含有排水の処理が可能
3.余剰汚泥の発生量を削減
4.接触酸化法のため、汚泥の返送不要
5.安定した処理水質を確保
6.既設水槽への適用が容易
7.汚泥削減や運転管理軽減によりランニングコスト削減
8.特殊繊維担体は長寿命(15年以上実績有)
効果
1.迅速な排水処理装置の立上げ
2.汚泥焼却による地球温暖化ガスの発生量を削減
3.汚泥削減により汚泥処理に必要なエネルギーを減少させ、ライフサイクルコストを削減
4.既存の処理設備を能力アップ
規制対象物質
展開可能国
- 日本
- 東南アジア
- 中央、南アジア
- 中国、東アジア
- 中東
- アフリカ
- オセアニア
- 北米
- ヨーロッパ
- 中南米
- アセアン諸国
インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス
導入事例
上記の技術は日本国内以外、中国、インドネシア、ベトナム、イスラエルや欧米の複数国や地域で導入している。
この技術が貢献するSDGs
- 3. すべての人に健康と福祉を
- 6. 安全な水とトイレを世界中に
- 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 12. つくる責任 つかう責任
- 13. 気候変動に具体的な対策を