技術・サービス概要

「WOSH」は、上下水道に依存せず、使用した水の98%以上を再生して循環利用することを可能にする水循環型手洗いスタンドです。20Lの水で約500回の手洗いが可能であり、スマートフォン除菌機能も備えています。電源があれば平常時・非常時を問わず使用可能なフェーズフリーの手洗いスタンドとして、使用いただいています。

<独自の水処理で不純物やウィルスを徹底除去>
2つの活性炭・1つのRO膜が不純物/ウィルスを除去。ウィルスの1/100の大崎のフィルターで完全に除去。さらに、フィルターで濾過 された水に対して、深紫外線照射・塩素系消毒剤を投入を行います。
<IoTセンサーで水循環を自動制御>
複数のセンサーが水質・フィルター状態・システムを常に監視、モニタリング制御。WHO飲料水の水質ガイドラインをクリアした水を常に提供します。

目的

安定的な水供給が難しい環境下においても、限られた水資源だけで連続的な手洗い機会を提供することで、衛生環境の保全を可能とし、水道インフラによる制約から人々を解放することを目指します。

特徴

◆水を再利用する手洗いスタンド
わずか20Lで、WHOの飲料水ガイドラインに準拠したきれいで安全な水を常に供給する技術です。
◆スマートフォン除菌
スマートフォンに付着した菌・ウィルスを、深紫外線で99.9%以上除菌
◆公衆衛生における影響
発売以来、300万人以上の人々がWOSHを利用。大型商業施設や飲食チェーン店、病院など幅広く導入いただいています。
◆センサーとアルゴリズムによる水質管理
センサーで水質や水圧などを監視し、アルゴリズムによって機器の運転を自動的に制御。水の浄化運用をスマートにサポートします。

効果

「WOSH」は、上下水道に依存せず、使用した水の98%以上を再生して循環利用することを可能にする水循環型手洗いスタンド。20Lの水で約500回の手洗いが可能であり、スマートフォン除菌機能も備えています。電源があれば平常時・非常時を問わず使用可能なフェーズフリーの手洗いスタンドとして、日本全国の公共施設や商業施設に導入されています。2024年の能登半島地震においては断水が長期化した石川県の6市町に約200台が展開され、避難所だけでなく、特に衛生環境整備が必要な病院や介護施設等でも活用されました。

規制対象物質

展開可能国

  • 日本

視察可能な導入先

日本国内の商業施設(ショッピングセンター、飲食店等)複数個所

参照URL

この技術が貢献するSDGs

  • 6. 安全な水とトイレを世界中に
  • 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに

水循環型手洗いスタンド WOSH

YouTube 動画

水道いらずの手洗いスタンド「WOSH」ブランドムービー