環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

河川の区間ごとの流速を、時々刻々正確に予測することで、今後の原水水質の流下時間・濃度を精度高く予測することができます。そのために、河道の断面を取り入れた詳細な河道流下計算に加え、流域の保水状態をリアルタイムで推測し、降雨データと合わせて流域から河道へ流出量を精度高く推定します。また、水系による特性、四季による季節変動特性を考慮するとともに、管網ネットワーク構造を反映した管網解析によって流下時間・滞留時間を算出し、浄水場出口から管内を流下する際の残留塩素の減少効果(消費効果)を加味した残留塩素予測モデルを構築します。

目的

浄水場で添加する塩素濃度のコントロール

特徴

管路内の残留塩素の減少量だけではなく、降雨状況等の河川水の水質の状況を予測し、これを踏まえた塩素添加量の予測が可能であり、様々な影響因子を踏まえた浄水場のコントロールが可能。

効果

浄水場で添加する塩素量の適正化による維持管理費の低減、各家庭の蛇口での塩素濃度の予測によるおいしい水の提供

規制対象物質

参考資料

展開可能国

  • 日本
  • 東南アジア
  • オセアニア
  • 北米
  • ヨーロッパ
  • アセアン諸国

    インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス

この技術が貢献するSDGs

  • 3. すべての人に健康と福祉を
  • 6. 安全な水とトイレを世界中に

残留塩素濃度予測システム