環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

フロンの再生処理について、一般的な簡易蒸留式の中でも更に機器の小型化を行うことで省エネ性能を高め、環境負荷を低減しております。

目的

現在利用されている自然冷媒には少なからず危険性がある中、今あるフロンを大気放出せずに再生処理を行い、リサイクルすることで、地球温暖化を防ぎながら、現在の冷凍空調機器の活用が可能になります。

特徴

フロンの処理方法を破壊から再生に転換することにより、 HFC 不足への対策を講じ、循環型経済の構築に貢献。また、中京フロン株式会社様へ開発を依頼し、小型の冷凍機 1 台でフロンを再生できる再生装置の開発と実用化に成功。省エネで経済的な装置を利用できることが強みとなります。
さらに、再生したフロンの販売には、繰り返し利用可能な容器を導入。これにより、廃棄物も削減しております。

効果

フロンの流れの適切な制御・不純物の適切な除去を行うための配管構造の改良、装置全体の小型化により、再生装置に必要なエネルギーはエアコン1台(15A)程度の電力しか必要としません。

規制対象物質

展開可能国

  • 日本
  • アセアン諸国

    ベトナム

視察可能な導入先

株式会社環境総研(埼玉県上尾市)
https://kankyou-s.co.jp/

この技術が貢献するSDGs

  • 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 12. つくる責任 つかう責任
  • 13. 気候変動に具体的な対策を

フロンのサーキュラーエコノミー実現に向けた技術