低温・低圧・小型アンモニア合成装置による低炭素窒素肥料製造
技術・サービス概要
当社のエレクトライド触媒と自社プロセスにより、従来のハーバーボッシュ法に比べ、低温・低圧でアンモニアを合成する小規模分散型装置を開発した。これまでアンモニア生産拠点は、化石資源国に集中していたが、わが社の装置を導入することで、世界のあらゆる場所で目的に応じたアンモニアの生産が可能となる。今後、内陸農業地帯における低炭素窒素肥料の生産等を通じ、農業生産性の向上を図り、食糧問題や環境問題の解決に貢献したり、特殊化学品や半導体用途等比較的小規模の需要に対しオンサイト化することにより、供給安定性の強化を実現する。
目的
需要地における低温・低圧・小規模アンモニア合成装置によるオンサイト生産
特徴
低温低圧でアンモニアを合成できる触媒を用い、小型オンサイトのアンモニア生産を出来る技術の提供
効果
・輸送・貯蔵コストを削減することでアンモニアコストの削減
・アンモニア調達の蓋然性を高める
・未利用電力の活用
規制対象物質
展開可能国
- 日本
- 東南アジア
- 中央、南アジア
- 中国、東アジア
- 中東
- アフリカ
- オセアニア
- 北米
- ヨーロッパ
- 中南米
- アセアン諸国
インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス
導入事例
・パイロットプラント:味の素㈱川崎事業所内
・商業機:新潟県柏崎にて25年度運転開始予定
・国内第2号案件受注済
・ブラジル循環型低炭素窒素肥料プロジェクト設計段階
視察可能な導入先
パイロットプラント:味の素㈱川崎事業所内
参照URL
この技術が貢献するSDGs
- 1. 貧困をなくそう
- 2. 飢餓をゼロ
- 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 8. 働きがいも経済成長も
- 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 10. 人や国の不平等をなくそう
- 13. 気候変動に具体的な対策を