環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

金融機関を巻き込んだJCMプロジェクトにより、灌漑設備等の農業設備を現地農家の負担が少ない形で導入し、農業の生産性向上と温室効果ガス削減を実現します。

目的

生産性向上や温室効果ガス削減に設備投資を必要とする農家の方に対し、JCMプロジェクトとして金融機関からの投資を巻き込むことで現地農家の負担を軽減しつつ設備導入を可能とし、金融機関にはその見返りにカーボンクレジットを提供します。
具体的には水田に灌漑設備を導入することでメタン削減可能とする水管理を実施しつつ、二期作や三期作を可能として収量増加を促します。

特徴

・日本における国内最大規模の水稲由来のJ-クレジットの実績
・システムとIoTを活用した農家フレンドリーなオペレーションを可能にするツール
→農作業以外の手間を可能な限り省くことを可能にし、多くの農家の方が取り入れることが可能
・農家の方の収益を最大化とクレジットの信頼性を高めるクオリティマネジメントを実施
→当社のシステムとガバナンスによりハイクオリティなクレジットの創出が可能となり、農家の方への収益還元を最大化

効果

本取り組みを実施していただくことによって、水田での水管理技術によるメタン削減の取り組みではメタンの排出量を30~50%削減可能です。
これに加え、農家の方は低負担で水田に灌漑設備を導入することで、二期作/三期作による収量・収益増加を見込めます。

規制対象物質

展開可能国

  • 日本
  • 東南アジア
  • アセアン諸国

    インドネシア,カンボジア,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス

この技術が貢献するSDGs

  • 2. 飢餓をゼロ
  • 13. 気候変動に具体的な対策を
  • 17. パートナーシップで目標を達成しよう

JCMアプローチ