環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

「ZEB」の検討に必要となるZEB設計ツール「ZEBIA」を開発し、あわせてZEB設計を効率的に実施する手引書となる「ZEB設計ガイドライン」を整備しました。これにより、設計の初期段階で時間を要していたエネルギー消費量や快適性などの環境性能の検証期間が半分程度となります。また、お客様が求める条件を設計に適切に反映し、シミュレーションの結果を見ながらお客様と一緒に条件等を変更できるため、お客様に寄り添った提案が可能になります。

目的

建設業は日本のCO2排出量の約1/3を占め、建物の運用にかかるCO2排出量の削減が急務です。ZEB 達成には膨大な設計労力と建設コスト増を要し、計画する専門家人材が不足しているため、これを解決するため、ZEBの設計効率を高める設計ツールZEBIAを導入し、ZEBの普及促進を行います。

特徴

自然エネルギーの利用を最大化させる検討、エネルギー削減や快適性の追求を並行して検討するなど、「ZEB」を達成するために必要となるツールが網羅されています。また、これらのツールがスピーディー、シンプル、かつパワフルに機能することで、お客様に寄り添った検討が可能になります。

効果

設計の初期段階で時間を要していたエネルギー消費量や快適性などの環境性能の検証期間が半減、加えて本技術適用プロジェクトでZEB Ready(標準ビルと比べ50%以上の一次エネルギー消費量の削減)以上を達成。

規制対象物質

展開可能国

  • 日本
  • 東南アジア
  • 中央、南アジア
  • 中国、東アジア
  • 中東
  • アフリカ
  • オセアニア
  • 北米
  • ヨーロッパ
  • 中南米
  • アセアン諸国

    インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス

この技術が貢献するSDGs

  • 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11. 住み続けられるまちづくりを
  • 13. 気候変動に具体的な対策を

ZEBIA

YouTube 動画

快適性とデザイン性を兼ね備えたZEBをスピーディーに提案 「ZEB」実現に向けた設計ツール「ZEBIA」を開発