環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

Hydro-STIVは、河川の映像と水位情報を用いて流速・流量を計測するシステムです。

目的

河川の映像と水位情報から流量観測を実施する。

特徴

・非接触型の計測技術のため、夜間の増水時などでも危険なエリアに立ち入ることなく、安全に、確実かつスピーディーに洪水のピーク流量を高精度に計測できる。
・最新のAI技術を搭載しているため、植生などの障害物が水面の一部を覆い隠している状況や白波が立つような高水時の濁流でも安定した計測が可能。
・ドローンなどで撮影した空撮映像を活用することで大規模河川や
人の立ち入れない山間部の河川を簡単に計測可能。

効果

・洪水などの危険時に河川に近づくことなく安全で簡単に精度よく流速・流量測定を行うことが可能。
・観測地点に設置したカメラを接続したサーバへインストールすることで、常時リアルタイムの流量観測を実現。

規制対象物質

展開可能国

  • 日本
  • 東南アジア
  • 欧米
  • 中南米
  • アセアン諸国

    インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス

導入事例

導入国:日本/アイスランド/アイルランド/アメリカ合衆国/イギリス/インドネシア/オーストラリア/カナダ/韓国/スウェーデン/台湾/中国/チリ/ニュージーランド/フィンランド/フランス/ベトナム
導入例:河川の流量観測、モニタリング、水門操作、ダム流入量調査

この技術が貢献するSDGs

  • 1. 貧困をなくそう
  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11. 住み続けられるまちづくりを
  • 13. 気候変動に具体的な対策を
  • 15. 陸の豊かさも守ろう
  • 17. パートナーシップで目標を達成しよう

備考

藤田一郎 神戸大学名誉教授による最新のSTIV技術を搭載(※)
※Fujita I. 2017. Discharge Measurements of Snowmelt Flood by Space-Time Image Velocimetry during the Night Using Far-Infrared Camera. Water 2017; 9(4); 269.

Hydro-STIV