環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

ビルなど建物を考慮して大気の流れや排気の拡散シミュレーションを行います。

目的

・建物の影響が無視できない市街地などでの大気拡散影響評価
・自動車排ガスや排気塔からの拡散、粉塵等の数100m~数kmを対象とした3次元拡散解析が可能
・大気環境アセスメント、住民説明
・煙突高さの検討、建物改変による影響検討

特徴

・乱流モデルを用いた風速場
 煙突・排出源周辺の地形・建物を高解像度でモデル化することにより、ダウンウォッシュ・ダウンドラフトを再現可能
・温度拡散
 排出ガス温度が高い場合、温度場も計算して浮力による上昇を考慮可能
・大気拡散
 排出源の濃度・速度(または流量)を設定して、濃度の移流拡散を計算。複数排出源も考慮可能
・風環境評価
 村上方式や風工学方式による風環境ランク評価
 建築前後の風速比、風力階級による評価も可能
・風環境対策
 植樹や防風フェンスによる効果、建物形状変更による影響を評価

効果

規制対象物質

展開可能国

  • 日本
  • 東南アジア
  • 中央、南アジア
  • 中国、東アジア
  • 中東
  • アフリカ
  • オセアニア
  • 北米
  • ヨーロッパ
  • 中南米
  • アセアン諸国

    インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス

導入事例

・ 建物の影響が無視できない市街地などでの大気拡散影響
・自動車排ガスや排気塔からの拡散、粉塵等の数100m~数kmを対象とした3次元拡散解析が可能
・大気環境アセスメント、住民説明
・煙突高さの検討、建物・地形改変による影響検討
・中層~高層の建物建築により周辺の風が変化し、強風の発生が懸念される場合の風環境評価
・強風時の建物内への風の吹きこみの発生検討、要因の検討と対策
・住民説明、環境影響評価

この技術が貢献するSDGs

  • 1. 貧困をなくそう
  • 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11. 住み続けられるまちづくりを
  • 15. 陸の豊かさも守ろう
  • 17. パートナーシップで目標を達成しよう

市街地大気質拡散解析・ビル風評価