環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

製造業で熱エネルギーとして使用される化石燃料由来の貫流ボイラーをターゲットとし、排ガス中に含まれる低濃度のCO2を気体分離膜技術で高濃縮回収した後、CO2を化学変換技術により利用用途の広いギ酸へと変換・利用する。

目的

製造業で使用される化石燃焼後の熱エネルギーとなるCO2排出を気体分離膜で回収し、回収CO2をギ酸等へ変換して有効活用する手法として、企業の脱炭素化に貢献する。

特徴

Nittoは水処理用分離膜を製造販売しており、本技術で使用する気体分離膜は、これまで培ってきた高分子材料設計、多孔質膜形成、ロール薄層塗工、エレメント化技術を活用、Nitto固有の独自性と優位性を持っている。

効果

気体分離膜技術:パイロットスケール(300t/y)での実証中
CO2変換技術:ラボスケールでバイオガス由来の水素とCO2を活用したギ酸変換まで実証

規制対象物質

展開可能国

  • 日本
  • 東南アジア
  • 中国、東アジア
  • 北米
  • ヨーロッパ

この技術が貢献するSDGs

  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 13. 気候変動に具体的な対策を

製造業で利用する貫流ボイラーからのCO2分離回収、変換、利用技術の実践