日印首脳会談及び環境省と印ジャル・シャクティ省との分散型生活排水管理分野における協力覚書署名について
〇 令和4年3月19日(現地時間)、岸田総理がインド・ニューデリーを訪問し、モディ首相と会談を行い、両首脳による共同声明を発出しました。
〇 共同声明では、以下のとおりインドとのJCM制度構築について、議論を継続していくことがコミットされました。
【共同声明より抜粋】
・パリ協定第6条の実施のための日印間の二国間クレジット制度(JCM)構築に向けた更なる議論を継続することにコミットした。
首相官邸発表:https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202203/19india.html
外務省報道発表:https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sw/in/page3_003247.html
〇 また、総理訪印に当たり開催された文書交換式において、山口環境大臣と印ジャル・シャクティ省 ガジェンドラ・シン・シェカワット大臣との間で署名した「分散型生活排水管理分野における協力覚書」の文書交換が行われました。
〇 協力覚書の要点
(1)浄化槽を活用した分散型生活排水管理に関する協力の促進を行うこと。
(2)想定する実施内容として、専門情報の共有、乾燥地域の多いインドにおける浄化槽処理水の再利用に関する知見の共有、講習会や研修等を通した人材育成等。