モルディブは1192の島々からなり、国土は東京23区の約半分である。人口は約53万人、モルディブ人は37万人(2019年)である。主要産業は観光と水産業で、観光はGDPの20.2%を占める主な外貨獲得源であり、水産業はGDPの5.1%であるが、雇用の6.9%、輸出産品の96%を占めている(2018年)。1967年11月の外交関係樹立以来、日本とモルディブは良好な関係を維持している。日本は最大規模の二国間援助供与国であり、援助実績は2018年度までで433億円に上る。全島が海面上昇による国土の水没の危機に瀕しており、温暖化防止への期待は大きい。