DDR型ゼオライト膜を用いた天然ガスからのCO2分離技術
日揮グループ
技術・サービス概要
DDR膜プロセスはDDR型ゼオライト膜を用いたCO2分離技術です。高濃度のCO2を含むCO2-EORに伴って産出される随伴ガスや天然ガスからのCO2分離に適しています。DDR膜は高いCO2/CH4選択率を有しており、天然ガスの収率が大きくなります。本技術は当社グループと日本ガイシ株式会社が共同で開発しています。
目的
高濃度のCO2を含む天然ガスから、効率的にCO2を分離回収する。
特徴
・高圧かつ高濃度CO2ガス田へ適用可能(高CO2分圧に対する耐性)
・製品天然ガス回収量あたりのメタンロス量が少ない。
・経済的な1段膜システムを構築可能
・経時的にCO2が増加したようなガス田に対してレトロフィット可能
・世界で最も大きなゼオライト膜エレメント(世界で唯一、日本ガイシ株式会社のみ製作可能)
効果
・本技術を採用し、効率的にCO2を分離回収することで、CCSを促進することができる。
規制対象物質
展開可能国
- 日本
- 東南アジア
- 中央、南アジア
- 中国、東アジア
- 中東
- アフリカ
- オセアニア
- 北米
- ヨーロッパ
- 中南米
- アセアン諸国
インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス
この技術が貢献するSDGs
- 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 13. 気候変動に具体的な対策を
- 17. パートナーシップで目標を達成しよう