環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

下水道における雨天時浸入水は下水道経営の圧迫につながる問題であるが、調査コストや対策までの期間の面から対策が進んでいないのが現状です。そのため、本技術では下水道の流水音に着目し、短期間で安価に雨天時浸入水を検知するAI解析手法を開発しました。

目的

分流式下水道の雨天時浸入水を検知し、劣化箇所を絞り込む

特徴

下水中の音を市販のボイスレコーダで録音し、AIを用いて解析することで短期間で広範囲の雨天時浸入水の有無を検知することができる。

効果

従来の流量調査に比べ約半分のコストで検知が可能であり、短期間に雨天時浸入水の浸入地点を絞り込むことができる

規制対象物質

参考資料

展開可能国

  • 日本
  • 東南アジア
  • オセアニア
  • 北米
  • ヨーロッパ
  • アセアン諸国

    インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス

導入事例

国内では約500箇所の調査を実施済みであり、国土交通省のB-DASH(下水道革新的技術実証事業)で評価を受けている。

この技術が貢献するSDGs

  • 3. すべての人に健康と福祉を
  • 6. 安全な水とトイレを世界中に
  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

下水中の雨天時浸入水検知技術