CLT(Cross Laminated Timber:直交集成板)を活用した防雪柵技術
理研興業株式会社
技術・サービス概要
本技術では防雪柵の防雪板についてCLTを用いるものである。CLTには間伐材を使用することで国内の森林資源の有効活用を図れる。製造過程では鋼材製造時のような高炉稼働がない為、二酸化炭素の排出を抑えることが出来きる。また鋼材と比べ熱伝導率が低い為、防雪柵の温度上昇を抑え、地球温暖化対策へ寄与出来る。防雪柵としての使用後は、バイオマス発電の燃料として有効活用が可能である。
目的
国内木材の普及促進と、温暖化対策、木質バイオマスとしての有効活用を図る。
特徴
変形しづらく安定した強度があるCLTを用いることで、防雪柵に求められる耐久性や強度などを満たすことが出来る仕様である。
効果
国内林業の活性化や温暖化対策はもとより、バイオマス発電燃料として使用するなど、環境に配慮した経済効果が見込まれる。
規制対象物質
展開可能国
- 日本
- 中央、南アジア
- 中国、東アジア
- オセアニア
- 北米
- ヨーロッパ
- 中南米
この技術が貢献するSDGs
- 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 11. 住み続けられるまちづくりを
- 15. 陸の豊かさも守ろう