環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

放射線遮蔽機能が付与された建材の技術であり、ジオポリマー技術を応用することにより同等のセメントと比較して70%以上の二酸化炭素排出削減効果があります。また、漆喰技術を応用した遮蔽材は大気中の二酸化炭素と反応して硬化が進む特性を生かし二酸化炭素の回収機能と遮蔽機能の両立が図られます。加えて漆喰は抗ウイルス・抗菌・抗カビ機能が実証されているので安全で清潔な住環境が整います。

目的

世界のエネルギー事情は原子力発電所の建設を求めており各地で増設の計画があります。また医療分野においては放射線を用いた医療技術が進んでおり新興国を含めた医療施設の建設も進んでおります。一方、核戦争のリスクや原発が攻撃対象になるリスクの増大も顕著になりつつあります。世界中の人々は今まで以上に放射線被ばくのリスクにさらされている現状があると認識しております。
そのようなリスクに対処するために放射線遮蔽技術を確立し誰もがどこでも容易に施工できる放射線遮蔽技術が必要と考え研究を重ねてまいりました。

特徴

弊社の遮蔽技術の特徴は、常温・常圧下で完成し、特別な設備や機械も不要であり世界中の誰もが簡単に施工できることにあります。エックス線の遮蔽では従来は鉛を使用するのが一般的でしたが、鉛は人体と環境に大きな負荷がかかるとの指摘があり弊社では、鉛フリーの遮蔽材の完成を見ております。また、様々な素材をマトリックスにした遮蔽材により今まで接着が困難であった金属面、凹凸面、ガラス面、プラスティック面なども施工が可能になりより安全な環境が確保できます。環境に配慮した放射線遮蔽材も弊社の特徴の一つに挙げられます。

効果

ジオポリマー技術を応用した遮蔽材は同等のセメントと比較して70%以上の二酸化炭素排出削減効果があります。漆喰技術を応用した遮蔽材は抗ウイルス・抗菌・抗カビ機能に加え大気中の二酸化炭素の回収に効果があります。弊社独自の放射線遮蔽技術は、放射線遮蔽機能に加え二酸化炭素の削減に効果があり抗ウイルス・抗菌・抗カビ機能が付与されております。

規制対象物質

展開可能国

  • 日本
  • 東南アジア
  • 中央、南アジア
  • 中国、東アジア
  • 中東
  • アフリカ
  • オセアニア
  • 北米
  • ヨーロッパ
  • 中南米
  • アセアン諸国

    インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス

この技術が貢献するSDGs

  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11. 住み続けられるまちづくりを
  • 13. 気候変動に具体的な対策を
  • 15. 陸の豊かさも守ろう

放射線遮蔽技術