環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

水素を燃焼する力でエンジン(内燃機関)を動かす「水素エンジン」や「水素タービン」が自動車、船舶、発電の分野で日本、米国、欧州を中心に注目を集めています。CO2が発生しないよう水素とも100%で燃焼させる「専焼」、従来燃料の化石燃料と混ぜて燃焼させる「混焼」は、CO2の排出量の削減に貢献すると期待されています。HORIBAではエンジンやタービンなどの内燃機関に関わる各種ソリューションを提供します。

目的

水素燃焼では、従来の燃料に比べて早い燃焼速度、低い発熱量、高い断熱火炎温度による異常燃焼・NOx発生への対策や燃焼効率の改善が求められています。他方、水素の製造工程や管理工程では内燃機関の劣化に繋がる不純物を監視し、品質を担保する必要性があります。
HORIBAは、自動車や船舶等の内燃機関でのエンジン性能や排ガスの計測評価や不純物測定を中心に多くのお客様と共にさまざまなアプリケーションを開発してきました。

特徴

水素濃度分析HyEVO<ハイエボ>シリーズ:ガス中の水素濃度を連続測定する装置「HyEVO(ハイエボ)は、水素エンジンや燃料電池などの水分を多く含むガスにおいても水分除去することなく、高精度・高分解能測定(0-5%または10%レンジ仕様で100ppmの水素濃度差異を計測可能)できます。

効果

水素燃焼(専焼・混焼)での計測ソリューション:さまざまな燃焼条件下で排出される未燃水素の挙動確認や燃焼効率の評価に貢献します。 規制されている NOx などのガス成分や粒子状物質の計測ができます。

規制対象物質

参考資料

展開可能国

  • 日本
  • 東南アジア
  • 中央、南アジア
  • 中国、東アジア
  • 中東
  • アフリカ
  • オセアニア
  • 北米
  • ヨーロッパ
  • 中南米
  • アセアン諸国

    インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ラオス

この技術が貢献するSDGs

  • 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 8. 働きがいも経済成長も
  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

カーボンニュートラル実現に向けた水素エネルギー分野に貢献する水素ガス測定装置