環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)

技術リスト(JPRSI)

技術・サービス概要

次世代電池として期待が高い燃料電池自動車(FCV)と電池自動車(EV)。これらにはより効率的に、より安定的に、より低コストで利用できるようにすることが求められ、開発工数が増加しシステムは複雑化しています。HORIBAでは、セルからスタックまでの電池材料の研究開発に関わる発電中の電気化学的な測定、流量制御試験、各部材の物性評価等に至るまで多岐にわたる評価を提案しています。

目的

燃料電池を普及させるためには、性能向上、信頼性、耐久性の飛躍的向上が求められます。しかし、燃料電池は、使用する材料や運転条件、環境条件などにより、発電特性が変動します。
HORIBAの燃料電池評価装置は、用途に応じた異なる発電特性に対応し、様々な条件で燃料電池を分析・計測・評価します。

特徴

固体高分子形燃料電池評価装置 Evaluator LTシリーズ:固体高分子形燃料電池(PEFC)のセル、スタックを評価する燃料電池システムです。出力1Wから250+kWの供試体を、-40℃から250℃の温度範囲で評価できます。
水電解セル/スタック評価装置 Evaluator EC/ESシリーズ:水の温度や流量を最適に制御し、5000 kW までの水電解セル/スタックの性能/ 効率評価を行います。

効果

HORIBA が持つエンジンや駆動系の計測技術と HORIBA FuelCon が持つ燃料電池・バッテリの計測技術を組み合わせることにより、電動化車両のコンポーネントから車両までの開発・評価に関わるトータルソリューションを提供します。
HORIBA FuelConは電動化車両用バッテリや燃料電池の評価装置開発・製造販売を行うグローバルメーカです。これまで にドイツの主要自動車メーカやメガサプライヤへの納入実績があります。また、徹底した品質管理や厳しい安全基準のもと 製品を設計・製造しており、お客様に高品質で安全な製品を提供します。
HORIBAが持つグローバルなサービスネットワークを活用し、 安心と信頼のサービスを提供します。HORIBAは、お客様の ご要望にスピーディーにお応えできるよう日本国内はもちろん、 海外にも多数の販売、サービス拠点を設けています。国内試験 設備だけでなく、海外での試験設備、各国認証機関の設備など トレーサビリティを保証できるメーカとして、トレーニングや メンテナンスを実施しています。

規制対象物質

展開可能国

  • 日本
  • 東南アジア
  • 中央、南アジア
  • 中国、東アジア
  • 中東
  • アフリカ
  • オセアニア
  • 欧米
  • 中南米
  • アセアン諸国

    インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ラオス

この技術が貢献するSDGs

  • 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 8. 働きがいも経済成長も
  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

燃料電池車の開発をささえるHORIBAのソリューション